布留川 勝の人材育成の現場日記

「9週間の海外研修」でどこまでグローバルに変われるのか?

2011/12/13

グローバル人材育成

海外研修(若手・中堅)

 

新人海外

昨日弊社がコーディネートさせて頂いた新入社員28人の海外研修(9週間の米国、英国、カナダ)の帰国報告会があり、全員が役員や幹部約40名の方々の前でプレゼンテーションがあり、オブザーバーとして参加した。

28名のうち出発前のTOEIC300-400が5名、400-500が7名であり、英語でのプレゼンテーションに若干不安があったがそれは杞憂に終わった。3か月前にTOEIC300点台だった社員が、スクリプトを読まずに堂々と英語でプレゼンする姿は感動的ですらあった。

そして全員が翌日から海外勤務になってもなんとかサバイブできるところまで英語力があがった。

また、私としては事前研修プラス9週間の海外研修(語学+アクションラーニング+ホームステイ)でどの程度のグローバル人材としてのスキル・マインドセット(以下の1-4)が身につくのかを改めて確認できるよい機会になった。

1) 使える英語力&コミュニケーションスキル
2) ダイバーシティスキル
3) 学ぶ方法を学ぶ
4) モチベーションマネジメント

今回の対象者は業界上位の日本企業の新入社員という条件付きであるが、1)-4)において、国内だけの研修と比較するとはっきりとした効果が見られた。

プレゼンテーション終了後の懇親会では、何人もの研修参加者がいかに自分のマインドセットが変わったか、英語を学ぶ本当の意味がわかった、外国人の他参加者との交流が自分の人生観を変えたなど次々に語ってくれた。
また、コンセプト作りからご一緒させていただだいたご担当者様からも、素晴らしい成果があがったというお言葉を頂き、弊社担当コーディネーター2名も帰り道で心から嬉しい様子だった。

(写真はプレゼンテーションの様子)

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