布留川 勝の人材育成の現場日記

グローバル3(スリー)が会社を引っ張っていく

2010/12/28

グローバル人材育成

このブログでも何度も紹介しているコア人材向けの約1年間のグローバル人材化研修だが、改めてその力を実感できる報告があったので、皆さんと共有したい。

同研修を始めて今年で、6年目に入った自動車部品メーカーでの
第三期卒業生による一年ぶりの同窓会の話だ。

担当コーディネーターの近藤によると、彼が米国出張中に、
この同窓会の幹事である第三期生の一人であるYさんから案内メールが飛び込んできたそうだが、
その後日本国内各地で活躍するメンバーはもちろん、中国、メキシコからも続々と返信が入るその様子はまさに壮観だったそうだ。
さすがに日々多忙を極めるマネージャー層だけに当日参加出来たのは約半数だったそうだが、
それでも一時帰国中のメンバー含め、各部門・各拠点の第一線で活躍しているメンバーだけに、
今担当しているプロジェクト、これからの海外展開、異文化体験や研修での思い出話など大いに盛り上がったそうだ。

その一人N氏はこの研修参加までパスポートを取ったことがなかったが
今は新興国を中心に各国を飛び回る様子をイキイキと語り、
またT氏からは研修について次のようなコメントをもらったそうだ。
「この研修は今まで受けてきた様々な研修の中で最高でした。
(主任講師の)ドハティーさんの研修はICレコーダーに録音してあるので、
今でも原点に立ち返って考えたい時は聞き直しているんですよ。
内容自体は別の研修や本でも読んだことのあるものもありますが、
やはりドハティーさんの魅力でしょうか、何度聞いても勉強になります。」

そして幹事のY氏は
「これだけの仲間が各部門にいて、何かあれば電話一本で相談出来る。
近藤さんには申し訳ないですが、(英語力などの向上よりも)
そんな仲間が出来たことが私にとっての一番の成果です。」

これはまさにこのコア人材向けグローバル人材化研修のねらいのひとつだ。
コア人材同士ののチームビルディングともなり彼ら、彼女らが組織を変えていく。

以下4つの要素の掛算により化学反応が起き成功を生み出すのだ。

「自分達の仕事に誇りを持ち周囲からの人望もある優秀な参加者」
「参加者をモチベート出来、ロールモデルとなるような講師陣」
「参加者の知的刺激を促進するプログラム」
「研修をなんとか成功させようと熱い思いを持った経営陣・事務局・コーディネーター」

彼らはグローバル研修の第三期、ということで通称「グローバル3(スリー)」と呼びあっているそうだ。

次世代のリーダーとして彼らの話しを来年も聞けるのが楽しみだ。

そして3人の子供たちのパパでありながら休日返上での参加のコンちゃんお疲れさまでした。

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