布留川 勝の人材育成の現場日記

香港とニューヨーク

2012/11/17

エッセイ

BlogPaintようやく昨日で仕事も終わり、今日一日は香港で休日を過ごした。
昨日は、香港の語学学校二校を訪問した。
どちらも特徴のあるクオリティの高い学校だった。
一校目はイギリス人、二校目は香港人の経営者。二人ともポリシーがしっかりしていて、クリエイティブである。スタッフの動きも生き生きとしていて期待できる。

今回の出張は、台北に始まり、マカオ、そして香港と回ってきたがやはり圧倒的にグローバルなのは香港である。

中国リスクを考えた場合、台北で中国語を徹底的に学ぶというのは1つの選択肢である。
そして、中国語+英語を学びかつグローバルなマインドセットを学ぶというのであれば、香港というのはある意味パーフェクトとも言える。

東京と香港をグローバル度という観点で比較すると、東京は遥かにる遅れていると言わざるを得ない。

香港在住の欧米人は香港という地に全く溶け込んで生活している。
私の友人の東京在住20年で日本語もほぼネイティブに近いイギリス人は、今でも旅行者と同じような外国人扱いをされる。
そんなことは、香港では全くありえないことだ

ニューヨークで自分のグローバル度を鍛えるのは理想である。このブログでも何度も紹介したが、弊社とニューヨーク大学の提携Mini-MBAグローバルとは何かというのを叩き込むには最高のコースだと自負している。
なぜならニューヨークはアメリカではなくニューヨークであり、世界で最もグローバルな街だからだ。

しかし、香港であれば英語と中国語が学べ、欧米と中国のビジネスと文化を同時に学べる。ニューヨークより中国という要素が入るという意味では魅力はある。そして、なんといっても日本と近い。

最近では、香港在住のグローバル企業のCEOやエグゼクティブは北京語ではなく広東語を学ぶ傾向が強いということである。理由を尋ねると、こういったトップ層はローカル社員とフレンドリーに接することを心がけていて、その場合、香港の現地語である広東語を使うことが望ましいからなのである。

今回香港に来てニューヨークを感じた。どちらもハードワーカーが生き残り成功する街である。

明日は日本に帰国し、月曜日が大阪にてG研、火曜日は東京でG研を開催する。
どちらもまだ数席空きがあるのでご興味のある方は是非ご参加いた頂きたい。

大阪→http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_08.html
東京→http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_09.html

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