布留川 勝の人材育成の現場日記

Yes, we will!

2008/12/24

エッセイ

Yes We willこの写真は何だろう?と思われるかもしれない。実はこの「Yes, we will」の下には、16名のグローバルリーダー育成研修修了者が写っている。許可を頂いていないので編集してメンバーの勇姿をお見せできないのが残念だ。

Yes, we will」の後に意味として何が続くのかというと、「work anywhere if necessary. We are not managers who are willing to work in developed countries but not in emerging countries.(私たちは、先進国なら赴任するが、新興国なら行きたくないというような管理職ではない)」という言葉である。

これは、1年間のハードな研修を抜けてきた16名の精鋭による、社長、副社長、役 員、幹部および翌年の参加者への英語でのプレゼンテーション終了後の、その場においての意思表明である。

不況とはいえ、まだまだ豊かである日本においては、最近、海外赴任者による、赴任地の選り好みの問題が表面化してきている。
30-40代管理職にとって、子供の教育、配偶者の同意などを考慮すると、できれば先進国への赴任が望ましいと言うのはホンネであり、理解できる。
そんな中で、ここに紹介した16名は、プレゼンテーションを通して、目を見張るよう な成果(グローバルスキル・マインド・英語力)を見せただけではなく、「会社の発 展のためにどこにでも行きます」、と全員が宣言したのである。

グローバル人材育成の現場に携わる私としては、このグローバルマインドを象徴する宣言は、正 直、嬉しかった。

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