布留川 勝の人材育成の現場日記

今年最も手ごたえを感じたこと

2006/12/27

エッセイ

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<コア人材のグローバル化>

今年仕事をしていてもっとも手ごたえがあったのは、コア人材のグローバル化である。今年ほど、コース参加者の真剣度が高かったことはかつてない。中心の年代としては、30代―40代であるが、各業界の上位企業で選抜される人材だけあって、急激なグローバル化が、会社や自分にどのような影響を与える可能性があるかに対して、今まで以上に危機感を持ち始めているのだろう。

<フラット化する世界>

トーマス・フリードマン著の「フラット化する世界」では、「先進国のビジネスパーソンは、インド、中国、ロシアといった発展途上国のエリートたちとの戦いを強いられる」と説いているが、日本のエリートたちもひたひたと押し寄せるグローバル化の波に対して、ようやく臨戦態勢に入ったのかもしれない。
グローバル人材の育成をミッションに弊社を立ち上げたのは、2000年の12月であるから、ちょうど6年が経過した。数年前まで、多くの日本企業のコア人材にとって、グローバルというキーワードは、まだまだ他人事であったような気がする。動機付けされていない参加者を含むワークショップは講師泣かせであったが、そういう時代も終わりつつあるのだろうか。

弊社は本日で今年の業務を終了し、1月5日から業務を開始します。本年も弊社を応援頂き深謝いたします。来年も、「グローバル&自立型人材の育成」に全力を尽くして参りますのでどうぞよろしくお願い申しあげます。

皆様、よいお年をお迎え下さい。

写真は今年最も印象に残った出張先、中国で万里の長城を駆け登る(?)筆者。来年もこの勢いで頑張ります。

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