布留川 勝の人材育成の現場日記

なぜ、今エグゼクティブコーチングが注目されるのか?

2014/03/04

リーダーシップ

役員

近年、ビジネス雑誌やメディアでもよく目にする「エグゼクティブ・コーチング」

General Electronics、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&G、
ファイザーなど、多くのグローバル企業で取り入れられており、
そのニーズは年々高まっている。

当社でも、ここ数年、エグゼクティブコーチングに対するお問い合わせは増えている。

例えば、先日、ある大手グローバル企業から
エグゼクティブに対して、コミュニケーション力を向上させる
コーチングを実施してほしい
というご依頼を受けた。

この企業はアメリカに本社を置き、本社から直々に、
「日本法人が何をやっていて、どのように業績に貢献しているのか、
明確にコミュニケーションするためにも、法人トップのコミュニケーション力を
強化する必要がある!

という指令が出たのだ。

日本人同士であれば、阿吽の呼吸や間接的なものの言い方などコミュニケーションスタイルが、
グローバルでは通用しないことが多い。

アサーティブに相手の意見を尊重しながら、
自分の意見も主張することの出来るコミュニケーション力、
周囲のモチベーションを上げ、チーム力を引き出すコミュニケーション力など、
グローバルで活躍するためには、エグゼクティブには必要不可欠な要素だ。 

次回3月12日(水)のグローバル人材育成研究会は、
知っておきたいエグゼクティブコーチングの基本情報を事例を交えて取り上げる。

第一部の私のパートでは、エグゼクティブコーチングの概要、
ニーズが高まるその理由、またエグゼクティブコーチングを導入している
グローバル企業
について説明する。

第二部では、言語学を応用した実践心理学をベースに米国大手自動車メーカー、
国内大手電気メーカー、ヨーロッパ大手製薬メーカーなどの
数多くの経営層に研修を実施しているバイリンガル講師の堀口紫氏
エグゼクティブコーチング・メソッドを事例と共にご紹介いただく。

堀口講師のコーチングの特徴は、
エグゼクティブが普段使っている「言葉」に注目し、
そこから考えられる「思考」を分析することで業務で何を改善すべきか指摘し、
的確なアドバイスを行う。
また、「必要なゆるみ」「規律」を会話の中で作りだし、共に文化を作っていくコーチングスタイルである。

「エグゼクティブ」というと幹部、役員、社長などをイメージする方が多いと思うが、
実際には、人の上に立つ上部層の方、例えばモノ作りを行っている工場長などにも
このエグゼクティブコーチングは大変効果的である。

今回の研究会でも実際に堀口講師がコーチングされた、
ある工場長の事例についても詳しくお話いただく予定である。

上層部の言動、行動を変えることで、周囲のモチベーション、仕事のやり方も変わる。
その結果、チーム力を最大限に引き出す事ができるということが、
堀口講師のエグゼクティブコーチングの魅力である。

エグゼクティブコーチングについて、ご興味のある方は、
3月12日(水)の研究会にお越しいただきたい。

▼詳細・お申込みは、こちらから▼
http://www.globaledu-j.com/hrd/seminar_report/seminar_98.html

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