布留川 勝の人材育成の現場日記

グローバルリーダー育成ワークショップはバークレーがおススメな訳

2014/12/14

イノベーション

グローバル人材育成

ビジネススクール

多国籍セッション

DSC04320今週は弊社がコーディネートしているグローバルリーダーワークショップでカリフォルニアのバークレーに来ている。9か国のフューチャーリーダーが、東京でワークショップを行い、今週1週間はバークレーのDAVID BROWN CENTERを拠点にし、グーグルやインテルへの訪問を含め、リーダーシップ、ダイバーシティ、イノベーション、ブランディング、チームビルディングをリーダーシップコンピテンシーを基軸に学んでいく。どんなことが起きるのか興味津々であったがとてもリラックスした雰囲気で進んでいる。
今回のファシリテーションは、UCバークレーHaas School of Businessのアイザック教授(私の隣)と弊社コンサルタントのJames Doughertyである。
FullSizeRenderゲストスピーカーも豪華で昨日は Stanford Design Program のMichael Barry氏(写真左)の「デザイン思考」。今回のファシリテーターには度肝を抜かれることが多いが、1時間半が15分に思えるほどの凄さだった。
デザイン思考とは、問題解決のための思考で、下記の5つのbasic toolsがある。日本企業がいま最も必要な思考法の一つと私は考えている。

Observing with empathy (see the water)共感をもって観察
Develop insights (ask why)本質を見極める
Generating ideas (diverge/converge)アイデアの発散と収束
Iterative failing (prototype)何度も試す
Make the ideas complelling (story telling)思わずシェアしたくなるほどのアイデア創出

アダム・スミスは共感を「想像の中で、苦しんでいる人の立場に身を置くことである」と定義している。
共感を土台にしてアイデアを生み出すのか、企業の都合を優先するのかによって出来上がってくる製品やサービスの価値は大きく変わる。デザイン思考が共感から始まる理由はそこにある。

日本人参加者が抱える英語コミュニケーション力

日本人参加者のほとんどが英語でのコミュニケーションに不安を持っていたが事前研修でかなり鍛えたのでなんとかついていっている。さすが選抜人材だけあった短期間でなんとかしてくれる。

それでも多国籍のワークショップは日本人にとってはかなりタフである。ネイティブ英語からシングリッシュ、ヨーロッパ人や南米のアクセントが飛び交うたびに必死で聞き取らないとすぐにわからなくなってしまう。理解する為の知力も必要だが集中力を持続させるための体力も通常の2倍は必要だ。

〈バークレーはイノベーティブ企業へのアクセスが最高>
グーグルを訪問し、4名の中堅社員(全員UCバークレーのMBAで出身は米国2名トルコ1名ブラジル1名)とのパネルディスカッションを行ったが非常に刺激的だった。トップタレントしか入社できない会社ではあるが、こういう社員がどんどんチャレンジできる環境が整っていて、多様性をイノベーションとして創出する仕組みがよくわかった。
同じ日にマカフィーを年初に買収して話題のインテルにも訪問した。IMG_0100私の隣の女性がCorporate Business UnitのVice PresidentのSajeena Warrier、その隣がSenior DirectorのXochitl Monreonである。直前に訪問したGoogleがマカフィーを買収したのではなく、半導体会社のIntelがセキュリティソフトウェア会社であるマカフィーを買収したのはなぜなのか、という疑問があったのだが、なるほどという話が聞け、ブランディングと企業価値やコンピューティングの今後などの話は生々しく刺激的だった。

ということでまだまだたくさん書きたいことがあるのだが、この辺に終わりたいと思う。
バークレーはとにかくイノベーティブなタレントと企業が溢れ、グローバルリーダー育成には最高のアクセスであることを改めて実感した。

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