布留川 勝の人材育成の現場日記

どう違う?ダイバーシティと異文化コミュニケーション

2010/05/12

コミュニケーション

ダイバーシティ

9944d418.jpg前回、G研49回『成果を出せる「英語研修」&異文化コミュニケーション』英語研修パートについて書かせていただいた。
今回は、異文化コミュニケーションについて書きたい。

異文化コミュニケーションに関しては、「ハイ・ローコンセプト」、「言語・非言語」、「氷山モデル」などの枠組を使ったコースが日本企業において過去2、30年にわたり行われている。内容的には、どのコースもそれほど変化がなく評価は講師の力量に大きく左右される。

G研49回では、David Wagner氏にそのデモンストレーションをやってもらった。
弊社の異文化コミュニケーションコースにおいては、彼がメイン講師の一人であり、そのスピード感とわかりやすさは定評がある。

案の定、「Back to Back」というコミュニケーションの量、質の低さと推測が引き起こす誤解に関する気付きが得られる演習では、ご参加者は「うーん。なるほど」と膝をたたいた。

異文化コミュニケーションコースの活用にあたり、よく聞かれることは、最近話題の「ダイバーシティ」との違いである。
私は、ダイバーシティ経営の中の重要な位置づけのひとつとして異文化コミュニケーションがあると考えている。

私のダイバーシティの定義は、3C2G(3つのC=Culture, Characrisitics, Career, 2つのG=Gender, Generation)、すなわち文化・国籍、行動特性、職種・キャリア、性別、世代の5つの面からの多様性である。例えば、「38歳、専門は人事, DiSC®はiの日本人男性」と、「25歳、専門はエンジニア、DiSC®はCの中国人女性」、という二人の異なる特性のヒトが、お互いを認め合い、モチベートし合い、相乗効果を発揮できることがダイバーシティ経営の根幹だと考えている。
異文化コミュニケーションは、そうしたダイバーシティ経営を実現する上で、人と人をつなぐ基本的なプロトコールという位置づけではないだろうか。

プロトコールがあることで、互いを認める、モチベートし合う、そしてイノベーションを起こすには、ということを考えることが可能になる。
そうしたダイバーシティワークショップについては次々回のG研51回にて紹介する予定である。

写真はG49での一場面

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DiSC®とは?
人の『動機』『欲求』の違いを、D(主導)、i(感化)、S(安定)、 C(慎重)の4つの要素の強弱バランスで整理した行動心理学上の理論で、
国籍や文化に依らず、4つの行動特性(D,i,S,C)の組み合わせから、自己理解と他者理解を深められるためグローバル企業では広く使われているツール。

“D”=主導
直接的で決断が早い
意志が強く、勝気でチャレンジ精神に富み、行動的で結果をすぐに求める傾向がある。

“i” =感化
楽観的で社交的
いろいろなチームに加わり、アイディアを分かち合い、人々を励ましたり楽しませることを好む。

“S”=安定
思いやりがあり、協力的
人助けが好きで、表立つことなく働くことを好み、一貫性があり予測可能な範囲で行動し、聞き上手。

“C” =慎重
緻密で正確
仕事の質を高めることを重視して、計画性をもって系統だった手順で作業することを好み、間違いのないように何度も確認する。

(HRD社の定義より抜粋)

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