布留川 勝の人材育成の現場日記

NLPのLABプロファイルって?

2009/11/09

コミュニケーション

G41P
先週木曜日G研第41回では、NLPのLAB(Language and Behavior)プロファイルワークショップ堀口紫氏をお招きして開催した。

NLP(神経言語プログラミング )はなかなか奥が深く難解であるが、さすが堀口さん3時間でうまくまとめてご参加者が『なるほど!』というレベルまで落とし込んでいただいた。
NLPとは、心理学と言語学をもとに体系化した人間のコミュニケーションに関する新しい学問である。

創設者のリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが1970年代にアメリカに居た3人の天才的なセラピスト(ミルトン・H・エリクソン、フリッツ・パールズ、ヴァージニア・サティア)が使う「言葉づかい」「行動パターン」「無意識の扱い方」を観察、研究し、さらに言語学・心理学などを取り組み、誰にでもすばやく、簡単に、しかも実践的に遣えるスキルとして開発された。これが自己実現や問題解決、そして、対人関係の向上のために非常に役に立つスキルといわれている由縁なのである。

G41 SF
LABプロファイルのLABは、Language and Behaviorの頭文字をとったもので、NLPの“メタプログラム(固有の認識パターン)”を、さらに深く掘り下げてうまれたものである。人が発する言葉とその行動には関係性があり、言葉を分析して「思考パターン」を知り、タイプに合わせたコミュニケーションをとることができるようになる。それが、LABプロファイルである。

自分自身の思考パターンに気づき、普段使わない言語パターンに気づくことで、「違い」を認める柔軟性が身に付く為、幅広い視野を持つことができます。そして、相手の思考パターンに合った言葉を発することで、深い共感を呼び起こし、相手の自発的な行動を促すこともできます。

以下はLABプロファイルが効果的に作用する例である。

「達成型」と「リスクマネジメント型」

「達成型(以下A)」の人は目標があるとそれにまっしぐらなタイプ。
「リスクマネジメント型(以下B)」は目標があると、その目標達成に向けての問題を見つけその解決に全力を尽くすタイプ。

このタイプを知ることなく仕事をしているとどうなるか。Aに対してBは問題ばかり投げかけるので、Aは先に進めずいらいらする。
BはAがまるで何も考えないで突進しているようで不安になる。

LABを学び、この2つのタイプを知ることにより
AはBに対して「リスクマネジメント」をしてくれているとBに対して感謝できるようになり、Aは自分が突進するタイプだと分かり、リスク回避を投げかけるBがなくてはならない存在となる。

詳細は近日中にホームページ上にアップさせていただく。

写真上は、ワークショップの様子。非常に盛り上がっていた。
写真下は、私が堀口さんをインタビュー中。

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