布留川 勝の人材育成の現場日記

コロンビアビジネススクール訪問

2015/11/11

ビジネススクール

ニューヨークの5日間は終わり先ほどワシントンD.C.到着。

ホテルの部屋に着くとベッドサイドに初代米国大統領のジョージワシントンが出迎えてくれた。

<コロンビアビジネススクールでのディスカッション>

昨日は2000年に起業以来長いお付き合いのあるコロンビアビジネスクールを訪問したので短く報告したい。

最近国内大手企業がビジネスクールのエグゼクティブプログラムへの派遣を増やしている。対象としては経営層よりどちらかというと部課長層が多く、その層へのプログラムを多く持っているコロンビアビジネススクールに関するお問い合わせは増えている。
いわゆるフューチャーリーダーの育成としてこういったプログラムを活用するのだ。

では、なぜエグゼクティブプログラムが注目されているのかについて簡単に説明したい。

まず1番目は、今更言うまでもないがグローバリゼーションの進展に従って幹部がその流れに適応できていないことが経営課題としてより重要度を増してきているからである。
グローバルな視点でディシジョンメイキングができなかったり、陣頭指揮を取れない上層部の存在大きな重荷になっているのである。

2番目は、他に選択肢が見当たらないことである。フューチャーリーダーの育成であるから、当然高いクオリティが求められる。高いクオリティーとはすなわち教授陣と参加者の優秀さである。それにダイバーシティが加えられる。
世界最高の教授陣と何十ヶ国ものエグゼクティブが集まって切磋琢磨する場は他にはみあたらない。

今回は、Learning Solutions担当のSenior Director Anthony Madonna氏とAssistant DirectorのAlberto O. Cruz氏と意見交換を行った。

ポイントとしては以下の3つについて話し合った。

1. 日本企業のリーダー育成の動向とエグゼクティブエデュケーションへの派遣
2. コロンビアビジネスクールにおけるプログラムデザインのコンセプト
3. 日本企業から派遣されるエグゼクティブの事前準備について

非常に有意義なディスカッションであった。詳細についてはまたG研で報告させていただくが、私にとって特に役に立ったのはカスタマイゼーションについてのインプットであった。

オープンプログラムも様々な形態のものが出始めていて、目的別期間別でそれぞれのエクゼクティブにあったコースがより選択しやすくなってきている。また英語力に不安があるエグゼクティブには、事前の準備や組み合わせを工夫して、ただ座っているだけのお客様にならないようなサポート体制も整ってきている。

昨今トップビジネススクールもそれぞれ差別化戦略がより明確になってきている。
コロンビアビジネススクールについて詳しく知りたい方は、弊社の担当コーディネーターまでご連絡いただきたい。

明日は弊社の提携しているジョージタウン大学を訪れる。

以下はコロンビアビジネススクールの過去のブログ。ご参考まで。

G研:コロンビアビジネススクールとロンドンビジネススクールの合同セッション

コロンビアビジネススクールの交渉術

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